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TDK BS LNBを10GHz 外部ミキサに改造する   
基板は、
LNAとその電源部を切り離す。
BPFも切断し180゜カプラにセミリジットケーブルを
つなぐ(あいだにチップコンを入れDCカットする)
IF端子のDC供給ラインをカットし外部からDC15Vを
入れる

DROはその回りのキャビティも回路のひとつなので
取り付け穴も残すこと
こんな感じにまとめました。
DC入力端子はこれから付けます。

IFコネクタはBNCに変更
TDKのBSアンテナ BS-TA352を買いだめしたのですが、LNBは不要品です。
そこでスペアナ(2.6GHz)に接続する外部ミキサに改造してみました。

このLNBは開けてみるとわかりますが、DRO発振はFMM5202、ミキサはFMM5107、LNAはたぶんNE3210、LNA電源も
おもしろそうなICが使われています。
ミキサはデータシートどおりの使い方で180゜カプラが使われており、旧式のシングルダイオードミキサより帯域が
制限されそうです。

そこで10GHz前後を見る外部ミキサとしてみました。
改造は上の写真をみてください。
DROの周波数ですが、調整する必要もありません。ただし上/下ヘテロダインを見分けるため簡単に回せた方が
良いかもしれません。
右回し(周波数があがる)でスペアナ画面上で右に動けば下側ヘテロダインの信号です。
調整ネジによる可変範囲は10.625GHzから10.978GHzぐらいでした。

IFの周波数は考慮していません。FMM5107の中でBPFの処理をしているかわかりませんが1000-2000MHzに
目的の信号をもってくるのが良さそうです。

さて、適当な信号源が無く10GHzトランスバータ用局発 4577MHz +8dBm を入れたところ
2倍の9154MHzが -18dbm で見えましたので充分な感度があるようです。(ノイズフロアは-70dbm以下)

その他色々なスペクトラムが見え計算に合わないのも存在するのですが、使い物になるレベルです。
周波数対レベルの特性はわかりません。もしかしたら12GHz付近の方が感度が良いかもしれません。

しかし信号源の局発の基本波2288MHzが予想以上に出ていることを発見!4.5GHzのBPFは入れてあるの
ですが9154MHz以外に11440MHzが結構高いレベルにあり、10Gトランスバータは要チェックとなりました。