24GHZ への挑戦 その6 
アンプの実験 3

まだ不安から逃れられません。でもここまできてしまったので最初の構想どおりもう1段アンプを作ります。
DB6NTから購入した基板をカットして必要部分のみ使いました。
入力は同軸、出力は導波管という構成です。

ごらんのとおり(フラックスが汚いが)FHX35LG 2個を3dBハイブリット
で電力合成するものです。

この波長でうまく分配/合成するとは思いませんがデバイス1個と同じ
程度の動作をしてくれればと期待したものです。

この基板のよいところは出力電力をモニタする方結がついていることです。
HSMS-8202を乗せたところ数百mVの電圧が出てきました。

さて電源は基板上では作りません。外の基板上で作ったVD,VGを
貫通コンを通して供給しています。
そしてVDは受信時2.5V送信時5Vとなる切替回路も作ります。

結果は.5Vで60mWを得ることができました。IDは100mA以上流れます。
3段アンプと同様に発振で悩まされることはありませんでした。





おまけ :  パワー測定について

ここまでミキサー以来「?mW」と書いてきましたが、その測定はHP435Aとセンサー8481A(18GHz用)で示された値です。
すなわちほとんど信用できない数字かもしれません。
アンプ4段目で60mWですがほんとうは100mW以上かもしれませんし20mWかもしれません。
各部の測定値はそれなりに増えていますし「増幅」という点をみればそれなりに動作しているようです。

センサーはR8486AとQ8486Aを入手予定ですので(まだUSAにあり手元に無い)いずれは測定できるようにします。