HOME ⇒ 工作室 ⇒ IC910外付け周波数表示器

トランスバータを使ったマイクロ波の運用に便利な、真の周波数を表示する表示器です。

愛用のIC910を親機にしてトランスバータを使っているのですが、「1280.00MHzが10.240GHz」 とか
どこかにメモしておかないとすぐ忘れてしまうのです。
ほんとうはIC910のLCD表示が外部から変更できるなら一番よいのですが、そうもいかず
CI−Vとかいうリモートコントロールの端子からデータをいただき周波数表示をする装置を作ってみました。

IC−910からは周波数(IF)のデータを取り出し、表示器にはローカル周波数(LO)の値を記憶し、IF+LOをLCD
表示するものです。

       

編集モード
  1、LO周波数の書き換えEEPROMへの記憶
  2、表示周波数の書き換えEEPROMへの記憶
おまけ
  1、SメータのLCD表示
  2、Sメータのアナログ出力
制限
  1、表示周波数はIF周波数以上、900GHz以下
  2、IC910のアドレスは60h、速度はAUTOまたは9600bps


便利なところ

  トランスバータの局発周波数、親機の周波数はキリが良くない中途半端な周波数でもよい。

  すなわち
  ジャンクの水晶でも使える。 PLL局発で基準周波数を高くすることも可能。
  局発の周波数調整が不要となる。トリマも必要ない。


CI-Vのコマンドリファレンスは更新されているのかわかりませんが、実際に動かしてみると
だいぶ違うようです。

プログラムサイズ 2.7K   相変わらずだけど人間とのインターフェースはやたらにメモリーを喰う。




構成はこれだけです。 PIC16F88とLCD他わずかなパーツ。

5個のスイッチはメモリーチャンネルの切替とLO周波数、表示周波数の
書き換え、編集用です。



LO周波数の編集

8チャンネルに8960.0MHzを書き込むところです。

1280+8960=”10240MHz” と表示させるためのデータ




表示周波数の編集

IC910が1282MHzのとき10242MHzと表示させるように編集中。

LO周波数を知らなくても使えます。


おまけ機能

Sメータのデータも取得できたのでLCDにレベルメータを表示。
 80段階のレベル表示なのでIC910本体の表示よりはマシかも。

ついでに1bitD/Aでアナログ出力を作ったのでアナログメータの駆動も
可能となった。


メモリーは10チャンネルもっているので10バンド可能です。

こんな表示も可能です!。


追加  Dec.19.2006

@ 回路図はこれ

A HEXファイルは --- お問い合わせください。

B 使い方 (忘れないようにメモ書きです)

   DOWNを押しながらPOWER ON => Lo周波数の変更
    CH,L,R,U,D-SW 5個でチャンネルごと書き換え。
    CHを押すとEEPROMに書き込み、終了はPOWER OFF。

   POWER ON後LEFT,DOWNを同時にON => 表示周波数の変更
    L,R,U,D-SW 4個で表示周波数を書き換える
    チャンネルの変更はできない
    CHを押すとEEPROMに書いて終了

   RIGHTを押す => 液晶上にSメータ表示
   LEFTを押す  => Sメータ表示をやめる