HOME > 工作室 > 自作でも基板はプロに発注
自作用基板をプロに外注する。
自作するとき基板はユニバーサル基板を使う、エッチングする、など色々やってきましたがエッチングで汚したり、GNDを安定させた
いがスルホールができないなど結構悩むところです。

プロの基板屋さんにたのめば解決するのですが、値段が高すぎます。
高い理由は、フィルム代(パターン、レジスト、シルクなど)が1面1万円以上、その他わけのわからない出力代などでイニシャル費用
は10万円を越すこともざらです。さらにアートワーク(基板設計)など依頼すればとても自作用に使うことはできません。
ところが最近イニシャルゼロをうたった基板屋さんが増えてきてアマチュアでもシルクレジスト付き両面スルホール基板を作ることが
可能になりました。

今回は何社か使った経験談です。ただしすべての会社が個人を相手にしてくれるかはわかりません。個人手配はOLIMEXしか
経験がありませんが趣味、仕事では参考になると思います。
アートワークはPCBEというフリーソフトを使って自分で設計し、設計費用は¥0という前提です。
品質についてはいろいろです。すばらしい出来栄えのところもありますし、自作なら許されるというところもあります。




写真左はOLIMEXに2回手配した分  右はP-BAN.com


その1 OLIMEX
自作派ではあまりにも有名なブルガリアの基板屋さんです。
設計ルール、制限は良く読んでください。国内にもOLMEXを紹介したHPがたくさんあります。
特徴は10x16cmのシルクレジスト付き両面スルホールを$26で作ってくれます。もし5x4cmの基板でしたら8枚も面付けして
作りカットしてくれます。値段はかわりません。

基板設計データはガーバデータ、ドリルデータ、その他をZIPに圧縮し送ります。
正常に読み込めるとメールで注文書がPDFで届きますのでプリントアウトし、クレジットカード番号を書いてFAXします。
FAXが届くとメールがあり、製造そして発送するとメールがきます。(とても簡潔なメールばかりです)

基板設計はEAGLE(フリーのオートルータ付き)ならばボードデータでもOKのようです。EAGLEはかなり有名です。最近トラ技でも
連載がはじまったようですが。

さてPCBEではボードデータではだめなようなのでガーバ、ドリルデータをつくらなければいけません。
しかしPCBEが吐き出すデータではまだ駄目なので変換ツールをみつけました。こころのとびらからgrbtoolsを拝借しbuildx.batを
実行するとOKです。
このあたり”OLIMEX PCBE”などで検索するといろいろな情報が得られます。

注意点は設計ルールの制限をよく読むこと、シルク幅は0.25mm以上とすることでしょうか。
基板のカットはあまり寸法精度がでません。(無料ですから!)
発送はエアメールでも7−8日で届きます

その2 株式会社サムテック
ここは国内でPCBEのボードデータをそのまま受け付けてくれます。
両面スルホールでシルクレジストなしの場合15000円プラス基板代というところです。
個人相手はわかりません。支払いは納入時振込み用紙が入っていますのでそれで送金します。
基板代は安い方でしょう(少量の場合)。納期は7-10日ぐらいかな。

その3 P板.com
PCBEの吐き出すガーバ、ドリルデータをそのまま送っても大丈夫でした。
見積もりはHPからできます。製造は韓国、台湾のようです。
個人相手はわかりません。

その4 EXPRESS PCB
ここも自作派では有名なようです。
専用設計ソフトをダウンロードし、設計後クレジットカード番号を埋め込んだデータを送るようです。
1回データを送ったのですが、アップロードの失敗しました。


その他USA,アジア、ヨーロッパには面白い基板屋さんがたくさんあります。LINKページへどうぞ