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それは1年ぐらい前のこと、GPS周波数標準のZ3801の調子が悪くなったことから始まりました。
まず、Z3801の上蓋が異常に熱いことに気が付き、調べると48V⇒5Vの電源が壊れていることがわかり交換したのですが
それでも異常に発熱する状況はかわりません。
どうもOCXOに問題がありそうですが修理もできず、とりあえずオーブンコントロール用のコネクタをはずしごまかしました。

オーブンの動かないOCXOでもGPSの1PPSと位相比較されているのだから精度は”良いんじゃねーの”などという甘ーい考えで使って
いたのですが、衛星の捕捉率とかどうもいまいちなのでそろそろ次の周波数標準に変えようということでUSAジャンクの
ルビジウム発振器を購入したわけです。



EFRATOM LPRO 10MHz

電源は24V。最初は1.3Aぐらい流れるが10分後には400mA以下になる。
電源ONから10分後にはマイナス10乗以下になっているようだ。

周波数の微調整もできるのだがこれを超える標準が無いとね。セシウムとか。
ジャンクだから寿命の問題もあるけど必要なときだけ電源を入れれば良いわけで。

新品は$1500程度のようだがさすがに買えなかった。ジャンクの相場は$200-$500
ぐらい。知らなかったけれどオーディオの世界ではルビジウムとかセシウムを使っている人
がいるようですね。(個人で)

我が家での必要は精度はマイナス9-10乗なので、GPSとかでいろいろ試したけれど
その程度にはなっているようだ。

ルビジウム発振器とは言っても所詮(失礼)PLLなのですよね。
中身は青く光るランプとフィルタがあり、6.8GHzの励起回路でPLLを構成し10MHzを
作るそうです。(よくわからない)
精度はルビジウムランプ内に意図的に混入させた別の原子のガスの影響でマイナス
10-11乗が普通のようです。
これを超えるにはセシウム原子時計しかないようですが値段は2桁ぐらい違うかな?
おまけ

オークションでみつけたトヨコムの10MHzOCXO
携帯基地局用とのこと。

5Vを加えただけでは0.05Hzほど低いのだがADJ端子らしいところへ5Vから抵抗分割の
4V前後を加えると周波数を合わせられることがわかった。

こんなちゃちなものだけど安定度はすばらしい。




おまけ

田村さん(FNX)からもらったOCXO

マイナス9乗ぐらいは出るようだ。安定度はさすが。





トヨコムも同じだけど結局OCXOというのは一桁以上うえの精度で再調整する必要が
あるのですよね。