135KHz帯475KHz帯免許のための 2バンドトランスバータ その2 DDSで局発 | ||
中華DDS(AD9850)で局発を作った。 発振周波数は 10.140MHz-0.136MHz = 10.004MHz 10.140MHz-0.472MHz = 9.668MHz の2つでバンドスイッチを切り替えることで周波数を切替(書き換えて)ている。 親機の周波数はどこでもよい(後述の周波数表示機能があるので) 親機の周波数はアマチュアバンド内の静かなところとする。バンド外だとゼネカバ送信改造とか必要になるし。 回路図はこちら |
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ヤフオクにあった60MHzTCXOをDDSに注入。 DDS基板上のLPFは殺し、AD9850の21ピンの200Ωから信号を取り出す。 LPFは外付けで 2SK241,2SC1815でアンプ後50Ωで出力 出力レベルは+10dBmにVRで調整、DBMに直結なのでこのくらい必要。 DDSのコントロールはPIC12F683で行った。 |
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LPFについて はっきり言ってもっと簡略化して大丈夫です。しかし rf-tools.com の設計ツールが楽しいのとコアの手持ちがたくさんあったので こうなりました。 Z0=200Ω Fc=14.2MHz 出力の高調波は-50dBc以下となった。 信号純度はたぶん良いと思う。 |
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周波数の精度はどうでも良いが、安定度はできるだけ良くしたい。 しかし仮にDDSクロックが-10℃から+40℃まで0.1PPMの安定度であってもトランスバータの局発のような加減算の使い方では 親機の安定度を含めても135KHz帯とかでは10PPM程度の安定度となってしまう。 これはどうしようもないのでできるだけ良いクロックを探すしかない。 高安定クロックで直接135KHzを作れば(分周やPLLやDDSのような乗除算)それはよいものができます。まあそれはトランスバータでは無くなってしまいますけど。 |