135KHz帯475KHz帯免許のための 2バンドトランスバータ その5   まとめ
 
長波中波のバンド135KHz帯475KHz帯の免許を貰うためトランスバータを作った。  135KHz 136KHz 472KHz 475KHz

ブロックごといじっていたがケースに入れてみた。
あと免許のことも。


  最後はこんな感じになりました。




  送信のLPF4段目だけ別に付けた。

制御用のリレーの回路やメーターの分流回路もそれなりに作った。






 
LPFが3段から4段になったらドレインの電圧波形が変わった。そんなに
影響あるものなの?




    ハイパワー用アッテネータ6dB+10dB+30dB
これだけあればスペアナに直結できる。

今頃気が付いたのだが家のスペアナのミキサの歪は普通より多いのかな?
送信出力の高調波を測定しようにも-60dBc以下はノイズレベルに近く
正確に測れない。ATT、掃引時間とかBWもいじったし。
入力レベルを上げれば見えるけどミキサの歪で-50dBcぐらいになっちゃうし

まあ-60なら問題ないということで。

     
135KHzLPF4段、FRMSにて

-3dB 160KHzぐらい、 2倍の270KHzで-64dB
    475KHzLPF4段、FRMSにて

-3dB 550KHzぐらい、 2倍の950KHzで-64dB
 
       
結局80%前後の効率と12V掛ければ20W出るということ、LPFの後は2倍高調波が−60dBc以下ということで許してください。
受信はSGでは良さそうな感じだけどどうなるか。
あとCWはいいがFT8やJT9は1回試してみる必要がありそう、リニアアンプではないのでSSBは無理というか...必要ない

耳で聞くことができるような信号は無いバンドらしいし、過疎っているようだし、アンテナは面倒だし、当分使うことは無さそうだし、別のことやりたいし
ここまででとりあえず完成ということで、楽しい製作ありがとうございました。



免許は申請済み。
●申請書、事項書、工事設計書、送信機系統図(LPFの特性を記載、終段はIRF640x2x2)
●135KHz帯475KHz帯のアンテナ概略図 (高さ長さ)
●135KHz帯はJR線路に近いのでその輻射電力計算値 (制限値は0.49W、計算値は0.1W以下)
●475KHz帯はその運用予定地(天竜川河原)と使用形態(河川の自由使用の原則の範囲内)
●終段FETの個数についての説明
以上を添えた。
無事許可されることを願うだけです。




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