7289x6   1296MHzアンプ
 
こんなことをよくやったな、という第三弾。

倉庫から出てきました。
7289(3CX100,2C39WA)を6本使った1296MHzリングアンプです。
これこそ格好だけ作りたかったやつ。なんと魅力的な構造かと。

リングアンプに関しあまり情報が無いのだが、私が知っていることは(若干違うかも)
米軍のレーダー用にUPX-4と呼ばれた7289を6本とか8本使ったアンプがあった。
それを1296MHzに流用したもので、著名なEMEerが持っていた。日本にも入って来ています。

公称500W出力だが安定度に無理があり水冷化して使われていたようだ。
また6本均等にドライブするのも難しいようで難易度トップのアンプです。

米軍ジャンクだけでなくそれをコピーして一からキャビティを作られたこともあるようで、
それをやってみたのがこれ。


 

キャビティだけ作っていればよかったのに
使いもしないのにここまで作って....











 
アノード側

水冷用パイプなど












 
カソード側















     
アノード側

バイパスコンデンサはテフロンシート

フィンガーストックは市販品を円盤にハンダ付け

グリッド、カソード、ヒーターもすべて自作

同調は中心に小さな円盤がありそれを動かす。

出力はリンクで取り出す。

アノードキャビティ内にも風を吹き込んでいる




      
カソード側

バイパスコンデンサはテフロンシート

同調は中央の円盤

入力はリンクで結合

左右のパイプは風の出入り口









      
水冷キャップを取り付けた7289

空冷フィンは回せば取れるので自作水冷キャップに交換
Oリングを入れていたはず。

水冷化でプレート損失を数倍に上げることができるし
球のCpgの変動とか少なくなる。









       
キャビティの自作冥利につきる作品です。