ドライフィルムを使って基板を作る | ||
やり方はたくさん公開されているのでここでは自分がやったことを忘れないようにメモ帳がわり。 |
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アマゾンとかebayで売られているもので、そんなに高いものでもなく 一生分ぐらい買えてしまう。 これはデュポンのFX515、一時ebayで盛んに売られていたもの ウクライナから届いた。 別に何処のものでも大して変わらないと思う。 |
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パターンの印刷はサンハヤト製を使った。 ちょっと高いがなかなか良いパターンが印刷できる。 コピー用紙にレーザープリンターで印刷したものでもそれなりに 基板はできたのでインクジェット用フィルムならなんでも良いと思う。 印刷の品位はプリンターの設定で写真用紙にすること。 黒インクのみにすること。 AUTOCADでパターンを書いたりハッチングで塗りつぶしをした。 銅箔を残すところに光を当てる。 印刷面が露光時基板側になったほうがシャープになる。 |
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こんにゃくを作るときに使う炭酸ナトリウム。 現像用に必要。 1%溶液をあらかじめ作っておく。水1リットルに10グラム溶かす。 ドライフィルムの除去、全はがしをするときはパイプクリーナーのような 強アルカリを使う。 液をかけて少し待つとシワシワになってきてペロリと膜がはがれるように 取れる。 |
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ラミネーター アマゾンで売っていた安いやつ。 温度調整もないがこれで充分。 |
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1,基板は良く磨いてきれいにする。 2,ドライフィルムは適当な大きさに切って、セロテープを両面に貼り引っ張る と片面の保護透明フィルムが剥がれるのでその面を基板にのせる。 気泡が入らないように注意!基板にのせたとき1辺をそっとこする程度で ラミネータのローラーが気泡を押し出すことに期待 3,ラミネータに3回ぐらい通した。 薄い基板(0.1mmテフロンとか)はラミネータのローラーに巻きついて しまうので紙にはさんでラミネータに通す 4,ここで残っている透明保護フィルムははがしてはいけない。 5,パターンを印刷したフィルムをのせガラス板ではさむ 6,露光:最初はいくつか露光時間を変えて試す。 卓上蛍光灯を3cmほどの距離で4分でやっているがもっと短くても 良い感じ。 7、透明保護フィルムを剥がす。剥がさないと現像できず焦ることになる。 8,現像液中でこすって余分なところを剥がす。溶かすのでは無く剥がす イメージで。もし残っていると面倒なので入念に。 現像液は30度ぐらいまで温めたほうが良い 失敗したらパイプクリーナで全除去、2から再び 9、エッチングは昔からの方法で。 |
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トナーの転写とか転写シートとか昔試したがあまりうまくいかなかった。しかしドライフィルムのほうが圧倒的に良くできる。 サンハヤトの感光基板は賞味期限さえ守れば良くできるのだが失敗が許されなっかった。しかしドライフィルムは基板を何回でも使える。 |