GS23B 432MHzアンプ
 
こんなことをよくやったな、という第一弾。

倉庫から部材が出てきたので写真を撮るため組み立ててみた。

いつ頃だったか、確かW9QXPの432MHzハイパワーアンプキットが日本にやってきてどのような経緯か忘れたがそれがやってきた。
たぶんこのキットは日本に結構な数が渡ったと思う。そのコピー版はHJ誌にも掲載されていたはず。

自分のところに来たやつはそのまま組めば良かったのに何かアレンジしたくてケースを新たに作り、その後忙しくなってお蔵入りしたと思う。
そのせいかオリジナルパーツと新ケースがうまく合わないとかあるが今更なので写真を撮って終わりです。

入出力とも同軸構造でハイゲインハイパワーそして高効率の素晴らしい性能のはずだった。
たぶんこのまま廃棄されるのだろうなと予想


 

ロシア製 GS23B 別名4CX1600U と呼ばれた

スベトラーナ製だったはず。










 
この手のUHF用球はソケットを作るところが最大のネック

フィンガーストックは各種売られているのでそれを使って作るというのが
普通だった。

その手間を考えるとキットというのは良い選択なのだが。







 
アノード側

1/2波長同調回路。調整は同調と出力結合。

SGのバイパスは最重要でテフロンシートをはさんでコンデンサを作る。

アノード電圧も貫通コンだけではなくテフロンシートでコンデンサを作った
方が良いかとこの写真を見て思った。

アノード側に吹き込んだ風は球のアノードフィンを抜け煙突から網目を抜け
外に出る。




     
カソード側

CGのバイパスコンデンサもテフロンシートで。

調整は同調と入力結合。

カソード側に吹き込んだ風はカソード端子の処から銅パイプに入り外に抜ける。







       
あの頃はK2RIWアンプ(4CX250Bパラ)の後継として3CX800パラとかGS23B、GS35Bがもてはやされた時代だった。

今のEMEはどうなんだろ? JTとかでもはやパワーは不要なのか?  あぁLDMOSか。


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