ネームプレートにもっと遊び心を 準備編 2023年春 | ||||
name badgge とか name tag とかいろいろ呼び方はあるが、 学会、展示会などで首からぶら下げたり胸につけるやつに 胸でLEDがチカチカとかLCDで絵が変わるように....もっと遊び心が欲しい 色々なミーティングに誘われたり参加すると手書きのコールサインだけの名札をもらうことが あるが、やっぱりここは人目を引く遊び心のあるものを用意すべきかと。 そこで手始めに電子ペーパー(EPD)をいじってみた。 最終的にはOLEDの表示器がアピール度満点とは思うが、とりあえず準備編ということで。 電子ペーパー(EPD)は表示を保持するのに電源不要、2色のものが入手容易。 書き換え速度は遅く数秒はかかるがこういう用途ではデメリットにはならない。 近所のエディオンでは商品棚の値札はすべてこれになっていた。 以下ハード、ソフトはほとんど寄せ集めで自分で設計することは少なく 忘れちゃいけないように、というだけ。 表示器まわりはGooDisplayの GDEY0213Z98 2.13インチ 250x122ドット 赤黒白 DESPI-C02 CPUとEPDの間のインターフェース CPU側は3.3V <=注意! CPUとはSPI通信だがはArduinoやSTM32などのサンプルプログラムが公開されている。 自分はArduinoUNOに3画面(2色x3画面=6画面分24000バイト)を用意した。 ![]() 表示は250x122ドットで、データは122/8=15.25バイト=16バイト 16バイトx250=4000バイト すなわちぴったり4000バイトが必要で 白地で赤黒2色の絵を描くには8000バイト必要となる。 自分はArduinoUNOに3画面(白地に赤黒2色x3画面=6画面分24000バイト)を用意した。 表示するためのビットマップは250x122ドットで2色分用意しなければいけない それをプログラムに渡すためには「Image2lcd.exe」という変換ソフトを使い 配列データを*.hファイルに移す。
EPDの操作を全く無理解の場合はサンプルプログラムを見ていろいろ試し、 画像クリア 赤データ書き込み 黒データ書き込み 方法を理解する必要あり 高速の部分書き込みもできるようだが無視。 昔、モノクロ液晶モジュールを使った頃はRESET方法やコマンドを全部理解していたが そんな面倒なことはやめ。サンプルプログラムにすべておまかせで理解ということはしなかった。 ![]() ![]() とりあえず動かすことはできたので準備編終了。 もしやる気が出れば胸元で動く基板とICむき出しのネームプレートを作るかも |